※この記事は、じぶんビジョンの生徒とのレビューミーティング(最後の振り返り)を元に作成しています。
彼女は、じぶんビジョンがはじまってから約半年経った2023年12月、まだ広告も出していない時期にInstagramで自分で見つけてお問い合わせをしてくれました。
高校生最後の県ジュニアやインターハイ予選を勝ち上がり、関東・全国に出場したいという目標を持っていたものの、試合の大事な場面で踏ん張り切れず、消化不良な試合が続いていました。
じぶんビジョンで目標と計画を立ててから、毎日やると決めた「素振り100回」と「活動の振り返り」、毎週のコーチとのミーティングを積み重ね、
最後の県ジュニアで初のシングルス・ダブルス関東ジュニア出場、関東高校3位の結果を残すことができました。
では、彼女がどのような過程を経て、このような素晴らしい経験をつくることが出来たのかを解説していきます。
なんのためにテニスをやるのか?目的が彼女を強くした。
彼女は目標を立てたその日から「とにかく関東・全国に行くんだ!」という思いのもと、高いモチベーションを保ち、設定した毎日のルーティンと毎週のミーティングを積み重ねました。
目標と現在地とのギャップを埋めるために、1日・1週間でやるべきことを明確にし、確実に取り組みを進め、
12月下旬の大会から、昨年のひとつ上のラウンドまで勝ち上がれるようになりました。
そして、3月には、ひとつの目標としていた関東ジュニアへシングルス・ダブルス共に出場を決めました。
しかし、この頃から彼女は少し燃え尽き状態になってしまい、テニスへのモチベーションを保つことに苦労しはじめました。
まだ彼女にはインターハイ予選が残されていたものの、「テニスで試合に勝つこと」への欲が空っぽになっている状態でした。
そこで「なんのためにテニスをやるのか?」という問いについて、改めて考える機会を持ちました。
そもそも彼女は「関東・全国大会に出ること」を目標としていたものの、その目的は「今までの自分にできなかったことができるようになること」であると設定をしていました。
そのため、「テニスを頑張ることで自分がより良くなること」が目的であるならば、無理して勝ち負けにこだわるのではなく、
これから残りの3ヶ月間はテニスの練習や試合を頑張りきることで、なにごとでも最後まで頑張れる人間なんだと自分に教えてあげることが大切なのではないかと、新たな目的を見つけることができました。
最初は「関東・全国に出る」という目標兼目的のために努力し、それが手に入った後に「テニスを通じてより良い人間になること」を目的として自らを奮い立たせることができ、
最後にこれ以上ないほどにやりきれたと言って終われるジュニアテニスになったのです。
まとめ
彼女は、自らじぶんビジョンを見つけて家族に相談するという行動を取った時点で、素晴らしい経験を得られることが決まっていたと思います。
そこにじぶんビジョンでコーチが伴走することで、目標を超えた目的に目を向け、ブレずに最後までやりきることが出来た最高の例だと思います。
彼女は、ジュニアテニス引退後も自らの目標のために、英検取得や大学受験に取り組んでいます。
これからもあらゆる分野で目標に向けて頑張ることで、人としての器を広げていってほしいと思います。
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