中学受験まであと2日。
じぶんビジョンの生徒にも今年入試を迎える子どもたちがいます。
決して僕たちは中学受験塾ではありませんが、目標を持って中学受験に挑んできた子たちを毎日伴走してきたので、最後に最高のパフォーマンスを発揮してほしいと願っています。
この記事では、中学受験の前日までの期間、入試当日から最終日までの期間にわけて、どのようなメンタルで過ごせば良いのかを、目標達成という観点から解説します。
そのため、受験だけでなく、スポーツでいえば最終目標としている大会に臨む直前にも共通する内容となっているので、ぜひ読んでみて下さい。
中学受験本番の直前はプロセスよりも結果にフォーカスしよう
12月の最後の模試、1月校の受験を終えると、一気に受験本番のプレッシャーを感じるようになります。
模試や1月校の結果によっては、極度の不安を抱える子どもやご家庭が出てきます。
また、年が明けてからは小学校を休み、塾に通う子どもも増え、一気に緊張感が増します。
この直前期にもっとも大切なことは、結果に集中することです。
中学受験における結果というのは得点であり偏差値です。
つまり、得点を上げる余地があるもしくは得点を落としてはいけないところにピンポイントでフォーカスし、黙々とその勉強に取り組むべきであるということです。
シンプルにまとめるならば、やることを明確にして、それに集中することです。
そうすることで、最後の最後で得点が伸びるだけでなく、先に述べたような漠然とした不安やストレスを軽減することが出来ます。
1番ダメなのは、本番への不安からなにも手につかなくなり、
なにをしていいかわからずパニックになり、
そのパニック状態に子どもだけでなく家庭全体が巻き込まれて…
という負のループに入ってしまうことです。
つまり、結果を出すために今なにをすべきなのかを冷静に分析し、淡々とそれをやりきる。
これが本番の結果と直前期の精神安定に繋がるのです。
中学受験の入試当日は結果よりもプロセスにフォーカスしよう
では、受験当日から入試最終日が終わるまでは、なにに意識を向ければいいのでしょうか?
結論は見出しの通り、結果よりもこれまでのプロセスにフォーカスをあててみましょう。
これまで中学受験の勉強を通じて、なにを学んだのか?
落ち着いて、振り返ってみましょう。
きっと結果に関わらず中学受験というハードシングスに挑んだことで、
これからの人生にいきる学びを得ているはずです。
それだけでも中学受験をした意義があるんです。
そのうえで、入試の結果は、これまでの積み重ねを定量的に評価する1つのものさしとして捉えれば良いのです。
不合格なら必ず不合格になった理由がそのプロセスのなかにあるし、
合格なら必ず合格できた理由がそのプロセスのなかにあるのです。
だから、それを分析して、これからの中学生以降の人生に生かせば良いんです。
ここまで丁寧にプロセスに焦点を当てると、無駄な緊張がほぐれ、本当の自分の力を発揮できるのです。
まとめ
最後にもうひとつおすすめの緊張をほぐす方法があります。
もし中学受験が全落ちだったらどうなるのか?
を想像してみましょう。
そんな縁起の悪い!!
と思われるかもしれませんが、だまされたと思ってやってみましょう。
学校や塾で友だちの受験武勇伝を聞かされるかもしれません。
そのときは、惨めな気持ちになるかもしれません。
でも、どうでしょうか?
中学受験の結果で、その後の人生の豊かさが決まるでしょうか?
いくら想像を膨らましても、中学受験の結果は中学受験で終わりなんです。
(中学受験だけでなく、高校受験、大学受験、部活動、スポーツなどなどすべて同じです。)
なら別に中学受験の結果なんてどうでも良くないですか?
その過程で学んだことがあるんだから。
そう思えたら、きっとこれまでやってきたことを出し切れるはずです。
そして、そこから得た結果から、次に繋がる抽象的な学びを得られるはずです。
僕はじぶんビジョンの子どもたちを中心に、多くの子どもたちが中学受験を通じて、
その後の人生にいきる学びを得られるように、
心から祈っています。
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