僕が教育の現場に立ちはじめた10年前。
市場には、子供用のコーチングサービスはありませんでした。
最近は、キャリアコーチングやライフコーチングの流行によって、様々な子供コーチングサービスが増えてきました。
この流れ、とても良いことだと思っています。
自立した大人でさえ、目標を達成するために、コーチの声かけや心の支えが必要だと感じているのだから、
まだ未熟な小学生・中学生・高校生に、ひとりで目標達成までやりきらせようというのは、かなり無理な話なのです。
だから、子供向けコーチングサービスには大きな価値があるのです。
しかし、それと同時に既存の子供向けコーチングサービスは、あまりうまくニーズにフィットしていないようにも感じます。
この記事では、子供向けコーチングサービスの価値と限界と題して、子供に対するコーチングのメリット・デメリットについて詳しく解説したいと思います。
※コーチング全般についてまとめた記事はこちらになります。ぜひ、合わせて読んでみて下さい。
子供用コーチングサービスの現状とは?
本題に入るまえに、「子供向けコーチングサービスの現状」をインプットしておきましょう。
最近は、大人向けのコーチングの流行りを受け、
塾や予備校などの教育事業者が受験勉強にコーチングを取り入れたり、
プロコーチが子供向けのサービスを起業したり、
キッズコーチング協会や資格が生まれたり、
本・書籍が市場に出回ったりと活況になりつつあります。
また、親御さんがコーチングを勉強して、息子や娘の子育てや育児に活用するといったケースも出てきました。
しかし、法人よりも個人(フリーランス)が提供しているサービスが多く、市場としては黎明期であると言えるでしょう。
わかりやすくいえば、「おすすめの子供向けコーチングサービスランキングトップ3」が組めないくらい、まだサービスが出揃っていないということなのです。
冒頭でも述べたように、子供のコーチングには大人同様大きな価値があるにもかかわらず、なぜまだこのような現状なのでしょうか?
この問いの答えを見つけるために、本論に入っていきましょう。
子ども向けコーチングが持つ価値とは?成果・やる気アップの効果あり!
じぶんビジョンは「子供向け目標達成プログラム」です。
コーチという立場で、子どもと共に目標を設定し、そのプランを考え、日々の活動を管理する。
これがじぶんビジョンでやることです。
そのために、コーチングという手段を一部で使います。
コーチングによって、その子自身も気づいていない内側に秘めている本音を引き出すことができるので、
その子が目指す本当の目的に合った目標設定やプランの策定、日々の活動管理ができます。
きっと、これまでに多くのご家庭で何度か、お子さんと一緒に目標設定を試みたことがあると思います。
その目標は成果に結びついたでしょうか?
良くて三日坊主、悪くてその場で破綻したのではないでしょうか。
もし、コーチングの手法を用いずに「目標は?」、「計画は?」と進めていくと、
子供が本当に叶えたいと思っている未来と相違が出たり、実行可能性の低い計画が立ってしまったりします。
そこで、コーチングのテクニックを使う必要があるのです。
つまり、子供のコーチングというのは、その子が取り組む分野(スポーツ、受験・勉強など)において、
やる気を引き出したり、望む成果に導いたり、その過程をより学び多きものにしたりすることに繋がるのです。
子ども向けコーチングが抱える限界とは?成果が出ないのには原因がある。
では、先に述べたような価値の裏側にある限界についても触れていきましょう。
僕たちはコーチングの限界を知っているからこそ、じぶんビジョンを「子供向けコーチングサービス」とは言いません。
他の子ども向けコーチングサービスとじぶんビジョンの違い。
それは僕たちは子どもの目標達成のためにコーチング”も”使うというところです。
つまり、目の前にいる子供の目標達成という目的を果たすために、有効な手段を選択して使うということです。
具体的には、コーチングと同じくらいティーチングなどの他の手法を用います。
コーチングには限界があります。
なぜなら、まだ経験の少ない子供の内側には、受け入れるべき過去も未来を考える材料もないからです。
だから、コーチングによって潜在意識の存在を認知することはとても重要ですが、適切なティーチングによって理想を叶えるために必要な情報をインプットしなくてはいけないのです。
コーチングとティーチングは対比で語られがちですが、僕たちはこれらを共存させることで最も大きな教育価値を生み出せると思っています。
しかし、これは簡単なことではありません。
僕はこれまで10年間に渡りテニスコーチとして、幼稚園児から高校生まで数え切れないほどの子どもにスポーツコーチングを行ってきました。
また、これまでに受験勉強やテニス、ビジネスにおいて、あらゆる分野で自らの目標を達成してきました。
だから、その子の性格や今の状態によって、適切なティーチングとコーチングを絶妙に使い分けることができるようになりました。
そして、今はそれを体系化するところまで成熟してきました。
これはどれだけ高いお金を払ってコーチングを勉強し、資格を取ったとしても、たどり着けない領域と思います。
要するに、子供に対していわゆるコーチングの成果を出すためには、
- コーチが、コーチングとティーチングをバランス良く使い分けられること。
- 適切なティーチングが出来る=コーチ自身に明確な目標達成の経験があること。
が提供者側に求められるのです。
そのため、参入障壁が低くみえるため、様々な子供用のコーチングサービスが生まれるものの、
それを受けた子供に明確な成果が出ず、万人に選ばれるサービスにならないのです。
まとめ
じぶんビジョンのプログラムって、真似しようと思えば真似できるよね?
そう思えるほどにプログラムの内容はシンプルかつ明瞭です。
だから、ご家庭の中でじぶんビジョンシートをダウンロードしてお試しすることは出来ると思います。※公式LINEで簡単なアンケートにお答えいただけるとダウンロード出来ます。
ただし、残念ながら、じぶんビジョンのような高い達成率や完遂率は出せないと思います。
なぜなら、子供のコーチングで成果を出すには、コーチングとティーチングの絶妙なバランス感覚とコーチ自身の目標達成経験が必要だからです。
だから、「子どもにコーチをつけたい」と思うなら、まずはじぶんビジョンにおまかせください。
きっとあなたが本質的に求めているコーチングがそこにはあるでしょう。
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