子供が自立しない!自立できない子供に促す方法

2024-03-10

今回は、全7回連載「子育ての究極目標「自立」を紐解いてみた」の第4回。

この記事では、なかなか自立が進まない子ども、自立心が芽生えない子どもの対処法について解説します。

「うちの子は周りの子と比べて幼いんで…」と成長に不安を感じている親御さんは、ぜひ読んで下さい。

  1. 子どもの自律・自立とは?
  2. 年齢別の子どもの自立度チェック
  3. 自立のメカニズムと自立心の育て方
  4. 自立出来ない子どもの対処法

子供が自立しない原因とは?自立出来ないのには理由がある。

自分で考えられるようになってほしい。

自分で決められるようになってほしい。

でも、現状はいろいろと親が考えて、決めなくてはならない。

子供の将来のことを考えると、このままではいけないと思いながらも、

今、手を離してしまったら、子供が困ってしまう。

だから、いつまでも手や口を出し続けてしまう。

このようなジレンマにお悩みのご家庭、これまでも数多く見てきました。

もうお気づきだとは思いますが、これこそが子供が自立できない最も大きな原因のひとつです。

厳しいことをいえば、親が自立(自律)出来ていないのです。

これまでの記事でも詳しく解説しましたが、親は子どもの自立において土台(安全基地)の役割を果たします。

その土台がぐらついて不安定な状態で、子どもが自立することを求めるのは無理があることなのです。

子どもが自立出来ないのは、親が自立していないから。

この事実を受け入れるのはとてもハードシングスだと思います。

でも、今からでも大丈夫です!

子育てはいつからでも修正可能なので、気持ちが整ったらここから先を読み進めてみてください。

自立出来ていない子どもに自立を促すために必要なこと。

どうすれば親子共に自立の方向に向かうことができるのか。

結論から言います。

問題に気づいたときに、なるべくはやく方向転換し、やり直すことです。

具体的には、まずこれまでのやり方が間違っていたことを認め、改めましょう。

それを子どもにきちんと説明し、謝りましょう。

そして、これからのことを親子で前向きに考えましょう。

これだけです。

親も人間ですから、たくさんの過ちを犯すものですし、間違えて当たり前です。

それと同じくらい、間違えたら迷惑をかけた人に謝って、改めるのも当たり前のことです。

もちろん、これまで何年も繰り返してきたやり方を変えるというのは、とても難しいことです。

気恥ずかしさもありますし、今後も端々にその癖がでてしまうこともあるでしょう。

でも、今やるしかないんです。

なぜなら、子育ての最後のゴールは子どもの自立だから。

すべてのご家庭が親子共に自立し、良い関係を築けることを願っています。

まとめ

今回は、少し重ためな内容になってしまいました。

子育てを経験している親であれば、きっと身に覚えのあることだと思います。

このように書いている僕自身も、10年以上子どもと向き合うなかで、何度も経験しています。

あ~また要らないこと言っちゃったな~

あ~また余計なことしちゃったな~

そして、その都度反省し、子どもたちに謝っています。

たぶん、親として大人として完璧に振る舞うことは無理です。

だから、間違えたときにどうするかが重要です。

今、間違えにきづいたなら、今、改めましょう。

これが最も子どもの自立に繋がるのです。

次回は、子どもを自立させる親子コミュニケーションについて解説します。

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